統計_無作為抽出 と 準母集団

無作為抽出

母集団を構成する個々の人または固体を等しい確率で抽出する。

よって、無作抽出では母集団の中の特定の人または特定の個体に
偏ることがないように
無作為どころか乱数表などを使って、大いに作為的に選び出す

医学や薬学の研究現場で行う実験や試験では、
対象とする母集団から標本集団を無作為抽出することはほとんど不可能

 

ex )
糖尿患者を対象とした試験を行う場合、母集団は日本全体の糖尿患者。
この集団から無作為抽出しようとすると、患者全員に番号を付けて
乱数表などを利用し、標本となる患者を抽出することになる。

時間の経過とともに患者数は変化するため、
母集団を正確に特定することは不可能。

 

 

準母集団

上記のような時は、
たまたま集められた標本集団の背景因子から母集団を逆に規定する。

そのような母集団のことを準母集団という。
背景因子とは、集団の特徴を表わす項目のことであり、
性別・年齢などが代表的。

 

ex )
たまたま集めた患者 100 名は男女比が 2 対 1 で、年齢が 40 ~ 60 だとする。
そうするとこの標本集団の準母集団は男女比が 2 対 1 で、
年齢が 40 ~ 60 歳という制限付きの集団になる。
この準母集団は、日本全体の糖尿患者という真の母集団とは少し異なる。

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同じような内容の試験を行っても、場合によっては全く違った結果になり、
その解釈に苦しんだり、議論の的になったりすることがよくある。
これは科学理論の問題ではなく、試験の準母集団の違いによる
ことも多いらしい。
そのため、同じような内容の試験でも、たまたま集められた標本集団の
背景因子が異なり、その準母集団が異なっていれば違った結果に
なっても不思議ではない。

 

 

こちらから。
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat01/stat0102.html

 

以上。