・順次
・選択
・反復
順次構造とは、
命令 ( 処理 ) を順番に実行していくだけの単純なプログラム構造のこと。
1 ) hoga を実行する。
2 ) 次に fuga を実行する。
3 ) 次に piyp を実行する。
というようにかける。
順番が逆になると正しい結果が得られず、間違ったアルゴリズムとなってしまう時もある。
PAD という表現方法を使うと以下のようになる。
PAD では四角で表された箱を基本処理箱と呼び、
この中に実行したい処理を書き込む。
箱を上下に並べて線をつないだ時に上から下へと
処理が実行されると約束されているので、
箱を上下に並べて線で結べば、順次構造になる。
PAD ( Problem Analysis Diagram )
図形的表現の一つ。
設計の正しさの確認や顧客などとの意思疎通に図面を使う。
よく知られているものにフローチャ ートがあるが、
以下のような欠点がある。
・複雑なアルゴリズムになると、線が錯綜して分かりにくくなる。
・初めから順に線を追う必要があり、
目線を上下左右に動かさなければならない。
・同じアルゴリズムでも作成者によって見た目が違う図となる。
フローチャ ートの欠点を解決するために提案されたのが PAD。
特徴は、
・複雑なアルゴリズムを明確に表現できる。
・基本、目線は上から下に動かすだけで読める。
・同じアルゴリズムであれば、作成者によらず同じ図となる。
・構造化プログラミング言語へのコーディングが簡単。
書籍から。 以上。