表色系とは

色を表示する体系のこと。色の表し方。

(どのようなパラメータを取るか、計算方法などにより色空間・色度図が変わる )

 

表色系は 2 種類ある。

混色系

実験 ( 色光を重ねた時にどのように見えるか ) に基づいて色を
心理物理量として定量に扱う

CIE-RGB 表色系と CIE-XYZ 表色系は代表的な混色系。
色覚の基礎的なメカニズムとの関連性が強い為、数値的に取り扱うことが容易。
機器で測定したり、表色系間で変換したりなどが楽。ただし直感的に分かりにくい。

 

心理物理量:心理量により物理量 ( W ワットや J ジュール ) を評価したもの。

定量:対象の状態を連続する数値の変化に着目して捉えること。

CIE :国際照明委員会。光・照明・色・色空間などを規定する国際標準化団体。

 

顕色系

人間が知覚した色を記号や式票などで定性的に扱う
マンセル表色系は代表的な顕色系。
マンセル表色:色を心理学的な観点から、色相・明度・彩度・の三属性で定義。
分かりやすいが、計算的に扱いにくい。

 

顕色:無色のものを発色させること。

定性的:対象の状態を不連続な性質の変化に着目して捉えること。
        数値・数量で表わせないさま。

 

 

XYZ 表色系L*a*b* 表色系

https://www.ite.or.jp/contents/keywords/FILE-20120103132604.pdf より拝借。
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XYZ 表色系は色空間内の距離と、
実際の色の変化量が場所によって大きく異なる。(意味不)
計算方法を改良し均等性を高めた色空間の一つが L*a*b* 表色系
L* が明度、a* と b* が色成分を表わす。

色空間内の距離が色変化量と同じになるような色空間を
均等色空間と呼ぶ。XYZ 表色系より改善されたが、まだ完全ではない。

 

 

 

多数の色空間が存在するのは、色は人間の色覚処理に基づいた心理量だから。
3 つのパラメータが同じでも、
背景や照明などによって色の見え方は大きく変わる
色空間を正しく扱う為には、特徴や適用範囲を理解しておくとともに、
環境などにも注意する必要がある。

 

書籍から。以上。